さようなら原発 第13回 オンライン学習会「福島イノベーションコースト構想と経済安保」

 2023年1月16日(月)さようなら原発1000万人アクションの主催でお話させていただきました。福島イノベ構想と経済安保について分かりやすくお伝えしています。
さようなら原発 第13回 オンライン学習会(録画) | (sayonara-nukes.org)
福島イノベーションコースト構想と経済安保

日 時:1月16日(月)18:00~19:30

お 話:和田央子さん(放射能ゴミ焼却を考えるふくしま連絡会)

海渡雄一さん(弁護士)

昨年は5月に経済安全保障推進法が成立(施行は2023年度)、12月に新しい国家安全保障戦略などが閣議決定されました。この軍備拡充の財源に、将来的に復興特別所得税を充てるというから驚きです。5月には「我が国の科学技術力・産業競争力の強化に貢献するため」などとして福島復興再生特別措置法の一部が改正されました。

この改正により「新産業創出等研究開発基本計画」を策定し、その中核的役割をもたせる「福島国際研究教育機構」を設立させるというのです。

辺野古新基地建設に反対する沖縄県に対しては振興予算を削減する一方、新兵器開発などに通じる研究を受け入れる大学や研究機関には手厚い補助金が配分されています。福島県外にはほとんど伝わらない信じられないような動きがあります。数年前からハンフォード地域(長崎原爆の原料のプルトニウムなどを製造し、高濃度の汚染被害を起こした施設がある)の街づくりを参考にする産官学の動きが継続しているのです。

和田央子さんからはこうした福島県内の動きについての報告をいただき、海渡雄一弁護士とともに私たちの運動の課題を考えていきたいと思います。


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